医療法人社団 相光会

　

以前、リハビリの一環として園芸療法で寄せ植えを行いました。

 今、その寄せ植えの花々が見事に満開を迎え、まさに“咲きこぼれる”ように色とりどりの花が咲き誇っています。

リハビリ室の窓の外にその鉢植えを置いており、窓際には椅子を設置しています。リハビリの前後や歩行練習の途中に、ふと立ち寄ってお花を眺めていただく場面も見られます。

花を前にすると、ご利用者さまとの会話も自然と弾みます

「お花がきれいに咲いているね」
「あれは何の花なの？」
 「昔、家で育てていたのよ」

特に女性のご利用者さまからの反応は多いのですが、実は男性の方々もお花に興味を示してくださる方が多くいらっしゃいます。

中には、なかなかリハビリに気が進まない方でも、「お花を見に行きませんか？」とお声がけすると、足を運んでくださることも。お花がちょっとしたきっかけになって、リハビリ室に来る気持ちになっていただけるようです。

実際に、花を見ることによってストレスが軽減されるという効果は、科学的にも証明されているそうです。

リハビリ室は、運動をする場所であると同時に、ご利用者さまがリラックスし、心和む場であってほしいと私たちは願っています。
 咲き誇るお花たちが、そのお手伝いをしてくれているようです。